令和7年度那覇市の未来の担い手育成に向けたキャリア教育支援事業

キャリア育成における課題

産業や職業に対する正しい理解を深めることは、子どもたちの将来を支えるうえで欠かせません。しかし、教育現場は多忙であり、新たな取り組みを進める余裕が限られています。また、産業界や地域社会が学校と連携し、早期から人材を育成していくことの重要性が高まっている一方で、その役割を担う人材の不足も大きな課題となっています。

• 社会の課題

  • society
  • 産業構造の変化
  • 急激な社会の変化における新たな価値観、職業、働き方、生活様式
  • 求める人材の変化

• 沖縄県の課題

  • 若年者完全失業率（5.0%）
  • 新規学卒者の3年以内の離職率高卒
    51.2％、大卒 41.2％
  • 産業構造の偏り
  • 非正規雇用の多い傾向

• 産業界の課題

  • 慢性的な人手不足による業務負担
  • 人材育成ができる人材が不在
  • 事業継承者不在
  • 社員が定着しない
  • 働き方改革の対応

• 教育現場の課題

  • 業務の多様化等による教員の負荷
  • 教員不足
  • 社会に開かれた教育課程の実践（外部の人的、物的資源とつながり）
  • 最新の職業や仕事、働き方に関する情報が不足

• 家庭の課題

  • 安定＝公務員・大企業という価値観の根強さ
  • 最新の職業や仕事、働き方に関する情報が不足
  • 学びの多様化への理解と対応

本事業を通して…

子どもたちの正しい職業理解の促進、職業観・勤労感の育成、働くことへの憧れや意欲の向上、社会への円滑な移行の実現、将来を担う人材育成と輩出を目指します。